実践志向

言葉の感覚を大切に。「気付き」から「実践」が始まる詩的な日常。

なつやすみ六日目~悪夢と確信~

悪夢を見た

自分が死ぬ夢
家族が殺しあう夢
一家心中しようとしている

わたしは一人っ子だけど
なぜか兄貴で
かわいい弟がいて

そんな弟までも
この殺し合いに巻き込まれる
それが我慢ならなくて

助けたい
弟だけでも助けたい

その一心で
お前だけでも逃げろと
弟に向かって言った

弟は困惑していたが
家族が見ていない隙を見計らい
弟を外に連れ出すことができた

外には亡くなったはずの
祖父の兄が自転車で来ていた

助けに来てくれた

その姿を見てすぐにわかった

弟とわたしは
祖父の兄が漕ぐ自転車で
家から逃げ出すことができた

しかし
自転車の向かう先は
植物が生い茂る獣道

最終的に行き着いた先には
深いふかい水たまり

水たまりに落ちて溺れて
わたしは死んでしまった

Dream

この悪夢を見て、確信を持ったことが一つだけある。

死後の世界。極楽浄土でも何でも構わないけど、向こうの世界では、差別なんて何も無くて、怨み憎しみあった人も支えあっていて、あたたかい世界が広がっている。

だから、この世なんてちっぽけで、怖がる必要なんて無い。

差別や、怨み憎しみがあるこの世の中で、心から分かりあえる人に巡りあうことができたなら、それは本当に素晴らしいことで。美しくて。奇跡なのかもしれない。

悪夢を通して、大切な何かを教えてくれた存在へ。ありがとう。